【信楽焼情報】宗陶苑さんの干支置物がかわいい│朝ドラロケでも使われた登り窯から産まれた牛

こんにちは!
信楽の観光情報を伝える、痛くない小顔サロンhioliの“はっち”こと波多野悠佳です。

円広志さんとhioli

信楽が舞台になった朝ドラ『スカーレット』のロケ地としても使われた宗陶苑さん。

実はhioliから歩いて5分のところにあるんです!

大島優子ちゃんの『かわいいって言ってええんやで~』の場面で映っていた登り窯は今も現役!!

1年に2回の薪を使った窯焚きが今でも行われています。

宗陶苑さんの2021年の干支置物(丑)

宗陶苑さんの丑

かわいくないですか?

宗陶苑さんの登り窯で焼かれた干支の置物です。

2月と8月の窯焚きのうち、8月の窯から出てきた牛さん。久しぶりに宗陶苑さんに行ったらこの子がいて、かわいくてかわいくて( ´艸`)

伝統的な丑の置物も作ってはりますが、私はこの奥さんがデザインされたシリーズを推してます(^^)

干支の年が過ぎても、置物としておけるくらいかわいいから!

実は宗陶苑さんの今年の干支のネズミもめっちゃかわゆかったんです!!

宗陶苑さんのネズミ

登り窯で焼いたものは一つ一つに個性があって、個体差があるのでネット販売には向いていません。

ちょっと全体が黒かったり、温度やいろんな条件で同じ釉薬でも色の出方がかわっていたり。。。

なので、宗陶苑さんでは登り窯のものはお店に直接来られた方のみに限定販売されています!

まさに特別な一品モノ。

牛さんには土の種類違い、窯の場所違いで大きく3種類いました!

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アラレ模様の子と、その左横のちょっと色の濃い子😁

登り窯で焼いた置物の個性

私が行った時は種類が豊富で、こーんなにいっぱい(登り窯ver.は売りきれ次第終了予定)

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首輪の色ついてるやつ、よーく見ると本当に色の出方がちがう!

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1番下の牛さんの首輪に出てる茶色と、真ん中の牛さんの赤色が同じ釉薬ってことです。

登り窯でも色が出る釉薬を使って、一つ一つ小さなところも色を付けてるのって大変なんやって!

垂れたりしちゃったらあかんから、神経つかいそう。

この中から一体を選ぶとなると、もう大変!!(楽しい✨)

ずっとしゃがみ込んで、あーでもない。こーでもないとやってました笑

最終的にお友達にえらんだのは、この子たち!

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ネズミの干支はめっちゃ人気で、年が明けてからも製造されたけど、あっという間になくなって。。。

私が行った時は残り2体でした(*^^*)

稲穂もったデザインってなかなかみないし、お顔もかわいいし、人気なのわかる!!

宗陶苑さんのお店にはおもしろいものイッパイ

宗陶苑さんに行くと、お店をついつい何周もしちゃう笑。

よーく見るとおもしろいものが見つかるので、時間がある方にオススメします!

今回私がみつけたのはこれ!

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狸ウシ?牛タヌキ??

棚の2段目の奥の方にいて、見つけた瞬間笑い転げてしまいました!

これは一体しかいなかったので、作ってみたシリーズなのかなぁ。来年の干支やしなぁ。。。

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これはちょっとひょうきんなお顔のアマビエ!!

あったかーい感じの器や、置物もたくさんあるけど、やっぱ目に付きますよね。

インパクトのある置物ww

後ろにさりげなくお気に入りの牛ちゃんもいる!!

登り窯の落とし物

登り窯の落とし物

アマビエさんの近くにあったこの岩みたいなもの。

作品と同じように窯焚きしていると窯も収縮するそうで、耐えきれなくなった窯の一部が崩落したもの(=窯の落とし物w)なんだそうです。

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何日も高温で焚き続けるから、毎回窯焚きのたびにどこかが崩落して落とし物ができる。

で、ちょっと形のおもしろいものはこうしてお店に飾り(?)として並んでいるそうです。

この落とし物、じつはすごく重要なもの。

崩落したところは毎回窯焚きが終わると修復作業をするそう。

その時に、この落とし物を砕いてもう一度壁の補修材として使うんですって!!

新しい材料だと他の窯の部分と収縮率が違ってきてしまって窯としてうまく成り立たないとのことで。。。

って話を聞くと、窯焚きよりも修復作業の方が実は大変なんじゃないかなーって勝手にすごいな!って感動してました(^^)

コダワリとか作品の魅力以外の話を聞くことができるのも、実際にお店に行った人の特権やなぁって。

こういう興味深いお話が聞けた時、信楽が地元でよかったなぁって思う瞬間です。

宗陶苑さんのまとめ

実はブログ書けていない間にも何度も宗陶苑さんにはお邪魔していて。

信楽のお茶も一時期置いていてくれはったんですm(_ _)m

ネタはいっぱいあるんですが、まずは干支情報から(^^)

スカーレットでロケ地として使われたっていうのは知られていても、実はその登り窯が現役ってことは知らない方も多い宗陶苑さん。

 
 
 
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窯焚き中の窯場の風景。火曜くらいまでは窯焚きの見学出来ますよ✨ #信楽焼#のぼり窯#窯焚き#宗陶苑

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今回は置物を取り上げましたが、実は私がずーっと狙ってる煎茶器セットやコーヒーカップ、お皿、車の車輪止めとか本当にいろんなものを作られている窯元さん。

登り窯で焼かれた作品はほんとに一点モノばかりなので、特別なモノが欲しい!!

って方にはオススメです。

そういえば、前の会社でぐい呑み集めが趣味の方は信楽にいはる間、宗陶苑さんの窯出し市によく行くーって言ってはったなぁと思い出してみたり。

宗陶苑の方も親切なので、『これなんやろう?』って思うことあれば質問してみると、新しい発見があるかもしれません( ´艸`)

宗陶苑さん詳細情報(hioliから歩いて5分)

宗陶苑

住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1423−13

TEL 0748-82-0316

営業時間 8:30~17:30(ラストオーダー16:00)

HP http://www.shigarakiyaki.co.jp/top.htm
陶芸体験もあり(基本予約制)

webショップ http://www.shigarakiyaki.co.jp/shin-len/index.html

甲賀市のふるさと納税の返礼品にもなってます。

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2020年11月12日付 中日新聞朝刊 3面『この人』コーナーに掲載頂きました

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