【hioliの日常】神山清子・賢一 親子展に行ってきた│薪窯に魅了されると新しい感動がたくさん!

こんにちは!
信楽の観光情報を伝える、痛くない小顔サロンhioliの“はっち”こと波多野悠佳です。

hioli

先日、熱量たっぷりに勝手におすすめさせてもらっていた親子展。

お盆の間にひょっこり行ってきました(^^)

この夏は芸術の秋ならぬ『芸術の夏』で県内ウロウロしてきました(^^)

神山清子・賢一 親子展は撮影OK

神山清子・賢一親子展に行ってきた

今回の親子展のメインビジュアルは、清子さんの素敵な作品。

うっかりブログ書きそびれていて、もう終了してしまいました(;゚д゚)

ごめんなさい!

今回の展示はなんと、写真撮影がOKでした!!

クレアホールのスタッフの方に伺ったら、『清子さんが来場された方に撮影してもらっていいよ!』って言って下さったからとのこと。

今回の親子展は『神山清子ism』が満載です。

前、おしゃべりしてた時も

『写真撮ってね、いろんな人が作品の発信してくれるのはありがたいことよね』っておっしゃってました。

ただ、ご本人の顔写真は発信されるのは苦手だそうです。横顔とか引きの写真がご希望みたい。

信楽で静かに生活したいっていうのがその理由なんだそう。

清子さんのギャラリーの縁側で、作品見ながらまったりおしゃべりしている気分になる親子展(^^)

今回は全部で111点の作品が展示されているそうです(うち17点が賢一さんの天目茶碗)

神山清子・賢一親子展

会場内は作品展示スペースと、清子さんの穴窯&縁側が再現されたスペースもありました。

清子さんの穴窯再現

中の作品は本物で、写真に撮るとこんな感じになってましたー!

神山清子さんの自然秞

神山清子さんの自然秞

神山清子さんの作陶のコダワリがびっちり書かれています。

信楽の山の土を掘って、練り上げた粘土を3年熟成させる。

3人交代で15日間焚き続ける…などなど。

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このピカピカした感じも、釉薬をかけたわけではなくて。

清子さんのこだわりと、いろんな木の灰と、火の力によって出来上がった、人の手と自然からのプレゼントなのかなぁって。

釉薬かかってないこと、私も最初めっちゃびっくりしたし、やっぱりびっくりされていました。

神山賢一さんの作品も多数!

神山賢一さんの作品

息子さんの神山賢一さんが作られた耀変天目茶碗がどどーんと展示されていました。

『もったいぶっても仕方ないでしょ。やっぱり作品を知ってもらって、好きになってもらわないと私たちはあかんのよ』

って清子さんの声が聞こえそうな、豪快な展示でした。

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ピカピカしたものが多い中、私が気に入ったのが真ん中の鈍く光るこの茶碗。

理由は説明できないんですけど、めっちゃ素敵やなって思って。

清子さんのギャラリーと、クレアホールとではまったく見え方が変わるの楽しい!!

神山清子さんの作品たち

私はその作品がどうやってできたのか聞くのが大好きです。

なんでなんで小僧ばりに質問するんですが、自分の知らない世界が広がっていくのが楽しいし、『なんで?』がつきません。

窯しずく壺

壺の一部分にだけ灰がとけてビードロになってる素敵な壺。

これも『なんで?』の餌食となりました笑

窯しずく壺

この真ん中のビードロは、窯の天井についていた灰がとけて落ちてできたそう。

穴窯の天井、こんな風になってたからなぁ。

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クリオネみたいにもみえるし、琵琶湖みたいにも見えるし…。

この壺めっちゃ好きです。

穴窯一号

こちらは穴窯で初めてできた作品だそう。

窯にいーっぱいつめて焼いたけど、清子さんが作品としてとれたのはこの壺だけだったそう(;゚д゚)

偶然の産物とはいえ、過酷な現実。。

でも、見れば見るほど不思議な魅力がある作品です。

灰被り壺

この真ん中の灰被り壺は、桜みたいな淡いピンクから淡い紫、グレー、白

の部分もあったりしていろんな色が見られる楽しい壺でした(^^)

自然秞ってこんなにカラフルにもできるんや(^-^)

それぞれ、全然雰囲気違って楽しい!!

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韓国でつくらはった作品?なのかな。。

鶴が描いてあるんやけど、私はこの鳥の表情が好きです!

っていったら、清子さんがめっちゃ笑顔で『そうでしょう』って言ってくれた。

独特のタッチの絵付けが大好き!器の色も雰囲気も大好き!!

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窯跡から見つけたすり鉢(修復)、神具、大壺のかけら。

会場にはそれぞれいつの時代のものかっていう説明もあって、ワクワクしました!

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土器みたいな、アフリカとかにありそうな模様の入った壺。

デザインが独特でたのしい!

私はお魚のデザインの壺が好きなんやけど、それは今回の展示にはなかったなぁ。

大壺

大迫力の大壺。

灰がとけていろんな模様ができてるのがたのしい。

後ろが見えなかったので、背伸びして覗いてみたり、横から覗いてみたり。。。

ちょっと変な人みたいなことやってました笑

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左側の小壺はパンフレットや幟になっていた作品。

そのお隣の背の高い花器の色合いも好き。

真ん中の赤い部分の色がすき。やわらか~い緋色のイメージ。

炭の熾火みたいなホコホコあったかい色が大好き。

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他にも個性的な器がたくさん!!

一周まわって、またまわって…3巡以上した気がします。

それくらい回るたびに目にとまるものが変わって、その感覚が楽しい展示でした。

9/25には神山清子物語の本も発売

親子展が決まるよりも、スカーレットが決まる前からずっと『出るよ!』って聞いていた本が9/25に発売されるみたい。

『緋色のマドンナ』っていう神山清子さんの半生を綴った本なんだそう(^^)

清子さん、マドンナやねーっていったら、照れて笑ってはりました笑。

この作品達が出来るまでの苦労とかも書いてあるのかなぁ?

もし、私のこのブログを読んで『神山清子さん』のことに興味が出た方はぜひ読んでみてくださいDSC_2590

神山清子・賢一親子展まとめ

最近、話していても新しく知ることがたくさんあります。

作り方が『清子流』の作品もたくさんあるそう。

けずったり、かいたり、彫ったり。

作品のお話をしてくれる時の清子さんは顔がキラキラしています。

しかも一つ一つの作品をいつ焼いたか、どこにあったか、その時はどんな気候やったか。その時の窯の状況や焚き方。

聞いたら一つずつ全て答えてくれはる(๑’ᴗ’๑)

たくさんの作品を生み出してはるのに、全ての作品ができた経緯を切り取ってお話してくれる清子さん。

子どもが生まれた時のことを話して聞かせてくれるみたいな感じで、作品を大切に想ってはることが伝わってきます。

朝ドラを楽しむのも一つ。

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信楽を楽しむのも一つ。

機会があればぜひ清子さんの作品にも触れて頂きたいです(^^)

 

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2020年11月12日付 中日新聞朝刊 3面『この人』コーナーに掲載頂きました

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