こんにちは!
信楽ソフトコルギサロンhioliの波多野です。
最近、お客様から信楽のことについて『こんなとこありますか?』って質問を頂くことが増えました(^^)
信楽に興味持ってもらえるのは何より嬉しい( ´艸`)
先日のお客様から頂いたのは…
『信楽焼の土鍋売ってるとこありますか?』
ぶらり窯元めぐりの時に『なか工房』さんに土鍋あったのを覚えていたので、
ギャラリー併設のそちらをご案内。
させてもらったんですが、絶対まだ土鍋作ってはるところあるはず!!
信楽は知らなかったことを探したらどんどん新しいことに出会える街やと、
なんとなく確信があって笑
お客様がお帰りになってから、スマホとにらめっこ…。
『信楽焼 土鍋』で検索して、見つけたのがこのカネフサ製陶さん。
早速突撃させてもらいましたので、今回紹介したいと思います!!
信楽焼土鍋の老舗・カネフサ製陶さんとは
国道307号線から一本入った地元の人たちが住む旧道にある窯元さん。
神社やお寺が多い小原地区の柞原(ほそはら)に工場を構えておられます。
大正10年創業、信楽焼の耐熱製品の窯元で炊飯土鍋(ごはん鍋)、一般土鍋(Gグッドデザイン賞受賞土鍋もあり)、直火用陶板、IH対応土鍋を製造。
天然の陶土をそのまま使い信楽焼伝統の釉薬と土味の調和をはかった土物独特の風合いを生かしつつ、最新の技術力により超耐熱化をはかり、長期使用頻度に耐えうる土鍋です。
今日お話ししていて感じたのは土鍋の製造と研究に並々ならぬ情熱がある窯元さんってことです。
『守るところは守って、新しいものも作る』
真味喜鍋の土鍋ブランドとして、有名な製陶所さん(^^)
私も見ていたテレビ番組「SMAP×SMAP」でカネフサ製陶さんの土鍋が使用されたこともあるそう!
松本琢磨さんのおしゃれでかわいい土鍋
私がインスタで見たのは息子さん 琢磨さんが新しく作られた土鍋のシリーズやったんです(^^)
左下のこの土鍋のロゴが琢麿さんのシリーズの目印なんだそう。
なんとこのロゴデザインはご姉妹のもの。
デザイナーさんなのかと思ったら、そうではなくて絵のセンスありまくりの素敵なご姉妹とのこと。
カネフサ製陶 かわいい土鍋シリーズ
左から瑠璃・織部・黄瀬戸・飴
一番リーズナブルでかわいい土鍋。
6号(1人用)、8号(2~3人)、9号(4~5人)、10号(5~6人)とサイズも豊富。
9号と10号には専用の蒸し皿も販売されていて、蒸し料理も楽しめます^^
それ以外のサイズは特注になるのかな?
欲しいな~って方はHP掲載がないからって諦めずに一度問い合わせしてみるのがいいと思います(*^^)v
色の中でも、織部と黄瀬戸は窯の温度や時間のちょっとした違いで微妙に色が変わってしまう繊細な色なんだそうです(>_<)
さらに…
左から志乃・天目と耐熱のグラタン皿。
このそれぞれの色の名前は釉薬の名前なんやろうなー(๑’ᴗ’๑)
こんなに色が豊富なのみたことない!選ぶ楽しみがあるのは嬉しいですよね。
私は飴色のがお気に入り。
器はメインで作ってないそうですが、耐熱のお皿(オーブン・直火OK)を少しだけ作ってはるそうです(^^)
この6種類の土鍋は、カネフサ製陶さんHPの『土鍋』カテゴリーに掲載されています。
グラタン皿はまだHPには写真掲載されていなかったみたい
カネフサ製陶 オシャレなごはん鍋シリーズ
さて、これも同じデザインシリーズの土鍋。
色も上段手前から天目、志乃、黄瀬戸、織部、黄瀬戸、瑠璃。
飴は織部と黄瀬戸の奥にあったんやけどうまく撮れなかった。。。(;^_^A
こちらはカネフサさんHP上のカテゴリーは『ごはん鍋』
どうやら受注生産で『紅』もあるらしい。。。
通常色よりもお値段少しお高いのは、手間がかかるからだと思います。
このご飯鍋は、火加減いらずの優れもの!!
サイズは小(1~3合)、大(1~5号)の2種類。内ぶたなしでも吹きこぼれない秘密あり
3号なら約30分でおいしい料亭ご飯ができるそうです。
カネフサ製陶 かわいいロゴ箸置き
カネフサさんロゴの箸置き。
これ、めっちゃかわいいですね!って話したら『ノリで作った!』って。
出荷場にあったちょっと下ぶくれの土鍋かわいいですね!って話したら
『父がノリで作ったやつやなー。』って返ってきたりw
職人さんのノリがいちいちツボる私。
普段から土鍋を考えて考えて作ってはるから、たまーに力抜いて楽につくるとかわいいものができるのかな?
というか、もともとカネフサさん親子のセンスがいいんやろうなーと。
もっといろんな『ノリ』が見てみたい!
セラミックアートマーケットで置いていても『かわいい~!』って女性の声が多いものがあったそうあので、いつかノリから生まれたアイデアが新デザインの土鍋として登場するかも!?
…とか、勝手に期待してます(*^^*)
カネフサ製陶 スタイリッシュなサークルポットシリーズ
この土鍋の鍋部分の色がめちゃくちゃ好みです(^^)
薄ーく釉薬が塗られてて、信楽焼の特徴である緋色っぽいオレンジにしてあるんだそう。
こちらのシリーズは『サークルポット』カテゴリーです(*^^*)
他の土鍋にくらべてちょっとお値段が高いのは、こちらも『手が掛けられている』から。
土鍋の持ち手がなくて、鍋の縁がどこでも持てるようになってる優れもの(^^)
大人数で鍋を囲んでいても、取っ手のところに移動しなくても持てるのが嬉しい^^
この持ち手代わりの縁は全て別作業が必要な特別仕様なんですって。
上段のサークルポット土鍋は色は白と黒の2色で、
サイズはS(1人用)、M(2~3人)、L(4~5人)の3種類。
一番下の段のちょっとぽってりした形がかわいいサークルライスポットも2色展開。
サイズはごはん鍋と同じ2種類(M、L)です^^
さらに右上のストライプ柄のふたの土鍋は、ふたの持ち手がめっちゃかわいい!
めちゃくちゃ手がこんでいる土鍋なので、イベントの時やカネフサさんでしか購入できないそう。
ボーダー鍋は以前、信楽町内のカフェ&ギャラリー陶園さんの企画にも登場してたんですって。
かわいい~!!
カネフサ製陶さんの信楽焼土鍋購入方法
私のオススメはやっぱり一度信楽に来て、素敵な土鍋を見て触ってからお気に入りを購入してもらうことです!
カネフサ製陶さんで購入
ギャラリーは併設されていないのですが、出荷場で購入の対応をしてくださいます。
この看板前の道の奥に出荷場がありました。
平日は作業されてるので、誰かに声をかけてもらえたら対応してくださるそうです。
カネフサ製陶さんのHPから注文
HP上部の『通信販売』を読んでから、『ご注文』をクリック。
必要事項を入力して、希望商品をプルダウンメニューから選択して確認画面を確認後、OKをクリックし送信する。
確認メールが届いてから、支払い方法(代金引換、銀行振込)を選択したら注文完了って仕組みのようです。
山金陶器さんで購入
琢麿さんの土鍋は307号線沿い、信楽駅前交差点すぐ(セブンイレブン向かい)にある山金さんでも購入できるそうです(*^^*)
日曜日に信楽に来た方はぜひ一度覗いてみてはいかがでしょう!?
信楽作家市
毎年5/2~5/5に全国の作家さんが集まる一大人気イベント『信楽作家市』に毎年出店されているそうです♪
信楽の作家さんだけではなくて、いろんな地域の作家さんの器や作品がみれる素敵なイベント。
ぜひ一度足を運んでみてください。
セラミックアートマーケット
10/7~10/9に開催されるセラミックアートマーケットに今年初めて出店予定だそうです(^^)
こちらは県内の作家さん、アーティストさんが出店されるイベントです。
こちらも楽しいイベントです!
これからどんどん土鍋大活躍の季節がきます。ちょっとカネフサさんの土鍋気になるなーって方はぜひ(^^)
作家市でカネフサ製陶さんブース行かれた方のSNSを拝見していると、真味喜鍋(名前がいいですよね。)もありそう!
カネフサ製陶さんまとめ
『土鍋買わないんですが、お客様にちゃんと紹介できるように一度お伺いしてもよろしいでしょうか?』
っていう、めっちゃムリヤリなお願いを快く『いいですよー』って受けて下さったから、突撃させてもらうことができたんです。
めっちゃ対応親切!!
土鍋に対する研究や、新しいデザイン、お客様への届け方全てをすごく大切にされている印象を受けました!
いろんなことに挑戦して、丁寧にきっちり作るそんなカネフサ製陶さんの土鍋、すごく素敵なものだと思います!!
hioliのお客様から『土鍋探してます。』って質問受けた時もオススメできるところが増えちゃいました!
ちなみに、カネフサ製陶さんのHPは名前だけじゃなくて、アドレスまで『donabe.com』(๑’ᴗ’๑)
土鍋への愛情・こだわりがすごい!!
私と同じ小学校出身だということも判明!『小原っこ』の先輩です(^^)
実際に土鍋使ってる方の反応もたくさん出てきました(^^)
ご飯めちゃめちゃおいしそう~!!
カネフサ製陶さん詳細
真味喜陶苑 カネフサ製陶
住所 滋賀県甲賀市信楽町柞原(ほそはら)457
TEL 0748-82-0068
定休日 日曜日
HP https://www.donabe.com/
instagram https://www.instagram.com/takuma__matsumoto/
素敵な土鍋や土鍋作る様子、工場の様子が載ってます!